1月30日(土)の夜にオンラインワイン会のWFSOを開催しました。
昨年からこの会をスタートして、12回目となりました。
今回も当店の岡田と同じくオーストリアワイン大使を務める、別府さん(カーヴ・ド・リラックス)と共に開催させて頂きました。
今回はオーストリア ニーダーエスタライヒ州で世界に誇る銘醸地である「ヴァッハウDAC」を代表するワイナリー「プラーガー」をご紹介しました。
当主のトニー・ボーデンシュタインさんの息子さんで、お父様とワイン造りに従事されているロバート・ボーデンシュタインさんにワイナリーからご出演いただきました。
プラーガーは、ロバートさんのご祖父様がヴァッハウの良質な生産者たちで作った生産者団体「ヴィネア・ヴァッハウ」の創立メンバーで、ヴァッハウ独自の格付けも制定された方で、非常に名門で、質の高いワインを生産するトップ生産者です。
今回テーマにしたワインはヴァッハウを代表する白の2品種である「グリューナー・ヴェルトリーナー」「リースリング」を使った下記の2種類でした。
・プラーガー ヒンター・デア・ブルグ グリューナー・ヴェルトリーナー フェーダーシュピール 2019
・プラーガー シュタインリーグル リースリング フェーダーシュピール 2019
このワインに合わせて、
・鰆の西京焼き
・季節の炊き合わせ(海老芋、絹さや、助子と白魚の卵とじ)
・ばらちらし
さらに、追加でご希望の方には、「大穴子の白焼き」もご提供しました。
毎度、真空包装でお料理をワインと共に全国にお届けし、会が始まる前に当店でご用意した美味しい食べ方動画をお送りして、簡単に美味しく召し上がって頂くようにしております。
プラーガーのグリューナー・ヴェルトリーナー、リースリングともに、まさにヴァッハウDACの典型的な味わいで、久しぶりにヴァッハウの美味しい白を飲んだと個人的にも感じました。
リースリングはヴァッハウの標高が高めな岩がちな土壌で、グリューナー・ヴェルトリーナーは少し低めの畑でレス土壌が覆っているところに植わっているとのことで、リースリングからは喉の奥に落ち込むような綺麗で重たいミネラルが感じられ、一方、グリューナー・ヴェルトリーナーは柑橘以外にスパイシーな風味も感じられるワインでした。
綺麗なヴァッハウのワインは、和食にも寄り添い、今回も料理と素晴らしい相性でした。
ロバートさんは石博士とも言われるお父様とそっくりで、ご家族、ワイナリーの歴史、畑、ブドウ栽培、醸造、味わいとそれぞれに非常に熱心に熱く語ってくださり、予定よりもかなり時間が超過しましたが、ご参加いただいた皆様にはヴァッハウのこと、プラーガーのことをよく知って頂ける機会になったかと思います。
ぜひ、これからも日本の皆様にご紹介したい造り手さんを取り上げて、つなげていきたいと思います。
2月は、ヴァッハウのお隣の生産地「カンプタールDAC」を代表する造り手 Weingut Hirschの当主ヨハネス・ヒルシュさんにご出演頂く予定です。ぜひ、お気軽にご参加ください。
2月13日(土)20時より Weingut Hirsch:ヨハネス・ヒルシュさんご出演
お申込みは下記よりお願いいたします。
https://ws.formzu.net/dist/S54359963/
締め切りは2月9日となっております。
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