今月の土曜ランチワイン会を行いました(高橋葡萄園 篇)

先週土曜日(7/15)に今月の土曜ランチワイン会を行いました。

岩手県花巻市でワインを造られている「高橋葡萄園」の
高橋喜和さんにご来店頂き、メーカーズランチを行って
頂きました。



高橋さんは私と同じくオーストリアワイン大使で、
さらにオーストリアの国立の醸造学校である
クロスターノイブルク醸造学校に留学されてワイン造りを
修められ、岩手で日本ワインを造られています。

昨年も同じ7月にご来店頂きメーカーズランチをして頂き
ましたが、本年も同じ7月で最新の2016年ヴィンテージを
お持ち頂いて会を行いました。


写真左より、
・ミュラートゥルガウ 2016
・リースリング・リオン 2016
・フロイデ 2016
・ツヴァイゲルトレーベ 2016
・キャンベルロゼ 2016

の5種類をお出し頂きました。

この日のお料理は、

・ジャコと万願寺唐辛子の炒り煮
・冬瓜、新蓮、オクラ、鱧子の玉締めの冷製炊合せ
・江戸前鮓盛り合わせ

と、ご用意させて頂き、江戸前鮓のシャリには高橋さんが
お造りになったお米を使わせて頂きました。

いずれのワインにも共通するのは、高橋さんのお人柄を
表したような柔らかく、しかし、きちんと軸のある味わいで、
料理に寄り添います。

ミュラートゥルガウとジャコと万願寺唐辛子の炒り煮は
絶妙な相性で、ミュラーは優しい味わいですが、余韻に
軽い苦みがあり万願寺の味わいと共鳴したように思います。

北向きの枝だけを使った「リースリング・リオン」と、
同じリースリング・リオンでも南向きの枝だけを使った
「フロイデ」では、その日照と収穫時期の差により
ワインから感じる酸が前者の方が確実にシャープで、
後者は風味とのバランスで柔らかく感じるという明確な
違いがありながらも、余韻にも共通したうま味を感じました。

また、ツヴァイゲルトレーベは赤系の果実の他に、
ハーブのような爽やかな風味、そして、醤油のような
味わいと熟した果実の軽い残糖感のようなものがあり、
煮ツメを乗せた煮穴子や、鮪のヅケとは相性がとても
よいものでした。

さらに600本しか造れなったというキャンベル・ロゼは
ストロベリーのような高い香りを持ちながらも、
味わいはミネラルとうま味、そして酸味と軽い苦みが
混在してバランス良い味わいを出しており、優しく
料理に寄り添っていたように感じました。


高橋さんにお話を伺ったところ、リースリング・リオンの
酸味の高さを生かしてこれからは泡づくりにも挑戦されたい
とのことで、さらなる今後の進化に目が離せません。

当店でも引き続きオンリストしてまいりますので、
ぜひ味わって頂ければと思います。

この場を借りて高橋さんにお礼を申し上げるとともに、
また来年7月にも高橋さんに会を開いて頂きたいと
思っております。


鮓&ワインおーじ

銀座壮石

「銀座壮石」は、江戸前鮓、会席料理とそれに合わせたオーストリアワインを、凛とした雰囲気と下町の温かさを融合したおもてなしのもとで召し上がっていただけるお店です。