本日は、「気品の競演:『ブラウフレンキッシュ』と『ピノ・ノワール』」と題して開催いたしました。
エレガント系の国際的な赤の女王「ピノ・ノワール」と、オーストリアの赤の女王「ブラウフレンキッシュ」、その魅力と多様性に迫りました。
なかなか選りすぐりのワイン達となりました。
どちらかというと、ワイン担当の私がやりたかったテーマです。
会を終えての私の印象ですが、
ピノ・ノワールは、
・ミネラルとエレガントさという核を外さない女王(控えめな様子でありながら、芯はあり、人を魅了する洗練された女王)
・土壌を選ぶわがままさで、芯を変えない風味
・綺麗な酸と柔らかな赤系果実の風味
・造り手もこの要素を尊重した造り
ブラウフレンキッシュは、
・エレガントだけど、良い意味で垢抜けなさの残る女王
・さまざまな土壌に対応するので、スタイルにいろいろな多様性がある
・造り手もその多様さを尊重する
という感じでした。
前菜でお出しした、柿、粟麩、椎茸、しめじ、三ツ葉の白和え、
お料理の季節の野菜の炊き合わせ(子持ちあゆ甘露煮、海老芋、蓮根、蕪、春菊)、
そして、江戸前鮓との相性も楽しんでいただきました。
来月11月は、「季節の江戸前鮓とワインのマリアージュ 〜立冬篇〜」ということで、江戸前鮓3貫×4フライトに合わせたワインとのマリアージュをナビゲートさせていただきます。
ぜひお気軽にご参加くださいませ。
鮓&ワインおーじ
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