オンラインワイン会(WFSO):ゲゼルマン×銀座壮石を開催しました。

先週土曜夜はオンラインワイン会のWFSOを開催しました。

いつもの通り、別府さんと共に、今回はオーストリア ミッテルブルゲンラントの造り手「ゲゼルマン」をご紹介しました。

当主のゲゼルマンさんの姪にあたり、マーケティング&セールスを担当するアンジェリカさんにワイナリーからご出演いただきました。
ゲゼルマンは、名指揮者 小澤征爾さんも愛されるワインで、オーストリアを代表する造り手の一つです。

今回はフォン・レーム、クライツァー・レゼルブの2種のブラウフレンキッシュと、それに合わせて、「季節の炊き合わせ(蛸の桜煮、京人参など)」「鰤の照焼き」「穴子の棒寿司」をご提供しました。

ゲゼルマンのブラウフレンキッシュは正調な風味で、贅肉を削ぎ落とした筋肉質で、とても綺麗な味。ブラウフレンキッシュに重要な酸味と赤系果実の綺麗な果実味、そして、レゼルブには第三アロマが感じられ、とても素晴らしい造りでした。

ミッテルブルゲンラントは粘土質でスパイシーで重ったるいイメージがありますが、輸入元の飯田さんの取り扱う最上級の”G(ゲー)”の印象、そして、以前に飲んだ日本未輸入の”Bela Rex”の感想からも非常に洗練されたイメージを持っており、今回もそれを感じました。

繊細なブラウフレンキッシュと今回の料理も相性が素晴らしく、個人的には、鰤の脂と血合の部分はレゼルブと、筋肉質な肉の部分はフォン・レームと絶妙なハーモニーでした。
来月も開催を予定しておりますので、またご案内をさせていただきます。

銀座壮石

「銀座壮石」は、江戸前鮓、会席料理とそれに合わせたオーストリアワインを、凛とした雰囲気と下町の温かさを融合したおもてなしのもとで召し上がっていただけるお店です。