2017年:オーストリアワインの新酒「ホイリゲ」のご提供

毎年オーストリアでは、11月11日の聖マーティンの日あたりに、その頃にその年の新酒のワインが解禁されます。オーストリアは昔から新酒を楽しむ国で、皆さんこの日を待ちわびております。今年も当店では空輸でホイリゲを2種類ご用意致しました。11月10日(金)よりお出しさせて頂きます。ぜひ、今年の味わいをお楽しみください。・ ツァーヘル ウィーナーホイリゲ 2017
 2017年は春先の順調な発芽後に雨がちでしたが、その後、一気に暑く乾燥した夏となり、干ばつの時期もありました。しかし、ツァーヘルのぶどうは順調に生育し、果実味がしっかりとした味わいで、酸が中程度の味わいで、2015年などの味わいに近いものになるようです。 ツァーヘルは、ウィーンに1766年にマリア・テレジアによって建てられた小学校が起源で、18世紀から居を構える名門です。ワイン農家を行いながら自らもホイリゲをふるまう居酒屋を3代に渡って営んでいます。多くの良い畑を持ち、新酒以外にも素晴らしい白ワインを多数造っており、ウィーンを代表するワイナリーの一つです。ウィーンを代表する銘醸畑「ヌスベルク」のぶどうで作られています。また、2017年ヴィンテージより厳しいEUの有機認証も取得しました。ブドウ品種:グリューナー・ヴェルトリーナー、シャルドネ、リースリング、トラミナーボトル:5,500円グラス:1,000円(いずれも税別)・ ヴィーニンガー ウィーナーホイリゲ 2017     
 ウィーンの伝統的ワインの「ゲミシュターサッツ」とは混植混醸(一つに畑に様々なぶどうを植えて、全てを同時に収穫して、一緒に醸造する)ワインのことで、世界的にも珍しいワイン造りを行っています。ヴィーニンガーは、「ミスター・ゲミシュターサッツ」と異名をとるウィーンのトップ生産者で、ウィーンのワインを復興しようとゲミシュターサッツの素晴らしいワインを醸造し、再び世界で脚光を浴びるワイン産地にまで押し上げた立役者です。 現在はビオディナミの生産者で土壌、気候、風土、畑の向き、ブドウなど、ワインの味わいを構成する要素であるテロワールを表現できるワイン造りをしています。ホイリゲももちろんビオディナミです。 柑橘系果実、熟れたカリンや杏、白い花などの香りが複雑にあり、また、溌剌とした高い酸味、そして、口中に広がる強いミネラル感がヴィーニンガーの真骨頂。新酒とは思えないほどの凝縮感のあるワインに今年も仕上がります。ブドウ品種:ヴァイサーブルグンダー、ミュラー・トゥルガウ、ブービエ、グリューナー・ヴェルトリーナーボトル:6,500円グラス:1,200円(いずれも税別)先月より当店で行っている「オーストリアワインバイ・ザ・グラス キャンペーン 2017」の13種に加えて、ホイリゲ2種もぜひお楽しみください。ぜひ、お気軽にグラスワインで和食に寄り添うオーストリアワインの良さを実感頂ければと思います。鮓&ワインおーじ

銀座壮石

「銀座壮石」は、江戸前鮓、会席料理とそれに合わせたオーストリアワインを、凛とした雰囲気と下町の温かさを融合したおもてなしのもとで召し上がっていただけるお店です。