2018年:オーストリアワインの新酒「ホイリゲ」を提供します

毎年オーストリアでは、11月11日の聖マーティンの日あたりに、その頃にその年の新酒のワインが解禁されます。オーストリアは昔から新酒を楽しむ国で、皆さんこの日を待ちわびております。今年も当店では空輸でホイリゲを2種類ご用意致しました。本日11月9日(金)よりお出しさせて頂きます。ぜひ、今年の味わいをお楽しみください。1) ヴィーニンガー ヴィーナー・ホイリゲ 2018 ウィーンの伝統的ワインの「ゲミシュター・サッツ」とは混植混醸(一つに畑に様々なぶどうを植えて、全てを同時に収穫して、一緒に醸造する)ワインのことで、世界的にも珍しいワイン造りを行っています。ヴィーニンガーは、「ミスター・ゲミシュター・サッツ」と異名をとるウィーンのトップ生産者で、ウィーンのワインを復興しようとゲミシュターサッツの素晴らしいワインを醸造し、再び世界で脚光を浴びるワイン産地にまで押し上げた立役者です。 現在はビオディナミの生産者で土壌、気候、風土、畑の向き、ブドウなど、ワインの味わいを構成する要素であるテロワールを表現できるワイン造りをしています。ホイリゲももちろんビオディナミです。 柑橘類を中心とした果実味や白い花のような風味、さらに、溌剌とした高い酸味があります。そして、何よりヴィーニンガーの真骨頂は、口中に広がる強いミネラル感。新酒とは思えない凝縮感のあるワインです。ブドウ品種:ヴァイスブルグンダー:45%、ミュラー・トゥルガウ:20%、ブービエ:20%、グリューナー・ヴェルトリーナー:8%、ヴェルシュリースリング:7%ボトル:6,500円、グラス:1,200円(いずれも税別)
2) ツァーヘル ビオ ヴィーナー・ホイリゲ 2018 みずみずしいミカンやりんご、洋梨のような果実味とスパイシーさがあります。さらにミネラル感とすっきりした酸に、わずかな残糖もあって、バランスがとても良く、するすると飲めるワインです。 ツァーヘルは、ウィーンに1766年にマリア・テレジアによって建てられた小学校が起源で、18世紀から居を構える名門です。ワイン農家を行いながら自らもホイリゲをふるまう居酒屋を3代に渡って営んでいます。多くの良い畑を持ち、新酒以外にも素晴らしい白ワインを多数造っており、ウィーンを代表するワイナリーの一つです。ウィーンを代表する銘醸畑「ヌスベルク」のぶどうで作られています。また、2018年ヴィンテージより厳しいビオの認証「デメター」を取得しました。ブドウ品種:シャルドネ、ヴァイサーブルグンダー、グラウワーブルグンダー、リースリング、グリューナー・ヴェルトリーナー、トラミナー、ノイブルガーボトル:5,500円、グラス:1,000円(いずれも税別)
当店いつもお出ししている「バイ・ザ・グラス」の14種に加えて、ホイリゲ2種もぜひお楽しみください。ぜひ、お気軽にグラスワインで和食に寄り添うオーストリアワインの良さを実感頂ければと思います。鮓&ワインおーじ

銀座壮石

「銀座壮石」は、江戸前鮓、会席料理とそれに合わせたオーストリアワインを、凛とした雰囲気と下町の温かさを融合したおもてなしのもとで召し上がっていただけるお店です。